第一子妊娠中のこと。うつ病でただただ不安の日々。
40の誕生日直前となり、ふと書いてみようと思いました。
私には現在4人の子供がいます。
個性それぞれで面白い^^
妊娠中の生活もそれぞれでした。
ちょこちょこと綴っていきたいと思います。
第一子の妊娠中、まず書かずにいられないのはまず私がうつ病であったこと。
妊娠する5年ほど前からうつ病でした。
時系列にすると、
26歳→うつ病になる
30歳→結婚
32歳→第一子出産
子供は昔から欲しくてたまらなかったものの、いざ妊娠してみるとものすごく不安になり、そこへ薬を減らしていっていたためうつの症状もひどく出てきて、第一子の妊娠中は最初から8か月になるまでかなり辛い日々でした。
(終盤はわりと落ち着いていた記憶。)
出産まで生きていられる気がしない日もありました。
産めないと思うことはよくありました。
出産までこぎつけたとしても、育てられると思えないことが多かったです。
第一子の母子手帳の最初の方にある「妊婦の健康状態等」というページには、当時飲んでいた薬を記入しています。
11種類。
何個ずつか飲んでいたので、毎日全部で40錠以上飲んでいました。
「●その他心配なこと」の項目に「うつ病であること、それにより多くの薬を飲んでいること」とも書いていました。
こう書いたことは覚えていませんでしたが、このページを記入したときの気持ちは覚えています。
私、出産までこぎつける気がしないし、出産しても自分で育てられないから、母体の疾患や飲んでいた薬の情報がこの赤ちゃんを育ててくれる人の参考になれば。
そんな気持ちでした。
自分がこれから出産して育んでいくための前向きな記録ではなく、誰かに託すことが前提の淡々とした記録。
ちなみに、母子手帳をもらいに行ったとき、保健所で「わたしうつ病なんです。産めるか育てられるかわかりません!」と伝えました。
保健所にむかうとき、そんなことを伝えようなんて考えてはいませんでした。
ただ、「おめでとうございます」と母子手帳など一式手渡されたときに、この妊婦さん、ヤバイ!って知ってもらわなきゃ!と本能的に感じたというか。
ヤバイ妊婦がいるとわかってもらっていれば、赤ちゃんは守られるんじゃないかと。
ただ、突然の行動ではありましたが、これはとても良かったと思っています。
このとき保健士さんがすぐに詳しく話を聞いてくださったのですが、その後ちょこちょこ家庭訪問してもらい、そのたびにゆっくり話を聞いてもらいました。
とても聞き上手な方で、否定することはもちろんなく、かといって励ますでもなく穏やかに話を聞いてくださるのがとても心地よく、家庭訪問に来てもらえると落ち着くことができました。
こんなこともありました。
妊娠6か月になったころ、出産する病院の父母学級みたいなものに夫婦で出席したときのことです。
冒頭、参加者の簡単な自己紹介。
赤ちゃんへの思いを一言ずつ話す、他の方々の「待ち遠しい」「楽しみ」などのキラキラと幸せそうな言葉たちに押しつぶされそうになって、自分の番が回ってきたとき涙があふれてしまいました。
そのまましゃべることができないくらい泣きながら会場を飛び出してしまいました。
すぐに追って出てきた夫と助産師さんに、おろせばよかったと泣きながらこぼしました。
よーく覚えてるけど、今となっては信じられない約8年前の出来事。
違うな・・・未来が信じられなかった8年前の私のお話。
病気のせいなのに、病気であることが受け入れきれてもいなくて。
タイムマシンがあるなら、あの時の自分に伝えに行ってあげたい。
産後のあんた、すごく元気に幸せに生活してるよ!って。
書ききれないので、また後日書こうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました^^